
電話でのご予約・お問い合わせは
所在地:長崎県西彼杵郡長与町岡郷37−11
「往診、訪問診療対応」
腎・泌尿器疾患を扱っております。診療内容は大きく分けて以下になります。
症状
むくむ、尿に泡が立つ、尿が赤い(コーラみたいな色など)、息切れ、尿失禁など
疾患
慢性腎臓病(CKD;Chronic Kidney Disease)、慢性腎不全、慢性腎炎症候群、遺伝性腎疾患、糖尿病性腎症、末期腎不全(保存的治療、腹膜透析)、妊娠中毒性腎症、電解質異常、尿細管間質疾患、二次性高血圧、尿路感染症(腎盂腎炎、膀胱炎など)、尿路結石症、排尿障害、前立腺肥大症など。
検査
尿検査、エコー検査
【24時間蓄尿検査 】
1日塩分摂取量や蛋白摂取量、1日尿蛋白量の測定、並びに、腎機能である糸球体濾過量(しきゅうたいろかりょう)を測定することが可能です。 方法は、ご自宅で丸1日、尿を溜めて、翌朝その一部を持参していただき検査機関に出します。
【微量アルブミン尿定量】
糖尿病に合併する腎症の診断する検査です。尿の中にアルブミンというタンパク質が1日に30mg/gクレアチニン以上排出されていたら(3回検査を行って、2回以上にみられるとき)、「微量アルブミン尿が出ている」状態であり、糖尿病性腎症が発症していることを診断します。また、適切な治療により、微量アルブミン尿をなくすことができます。
治療
内服薬、エリスロポエチン注射など
初診の方
「健康診断で尿検査の異常を指摘された」、「かかりつけ医で血液検査や画像検査で腎機能低下を指摘された」、「長年尿検査の異常があったが放置していた」などの問題に対し、検査などを行い、診断、状態評価、今後の方針の決定などを行っていきます。異常を指摘された方は検査結果をご持参ください。以前に受けた健康診断や他院での検査の結果をお持ちの方は数回分持参くだ さい。
かかりつけ医がいらっしゃる方は紹介状(診療情報提供書)、お薬手帳をお持ち頂くと診療がスムーズになります。
※疑われる疾患によってはさらなる精密検査(腎生検;腎組織検査)が望ましい場合がありますので、そのときは長崎大学病院腎臓内科や長崎みなとメディカルセンター腎臓内科などをご紹介いたします。
外来通院治療
専門医による外来診療を行っていきます。必要な検査を行うことで現在の状態を評価し、治療方針を決定します。内服薬や注射での治療に加え、日常生活での注意点や食事内容などについてもアドバイスさせて頂きます。定期的な血液検査、尿 検査、画像検査などを行いながら管理していきます。
<ホルモンを作ること>
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造血ホルモン(エリスロポエチン)を作り貧血にならないようにします
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ビタミンDを活性化して骨を丈夫します
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血圧を調節します
腎臓の動き
腎臓は、腰の あたりに左右一つずつ(一対)あります。
腎臓の働きは大きく2つあります。「尿を作ること」と、もう一つは「ホルモンを作ること」です。
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老廃物を排泄します
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体内水分量を調節します
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体内ミネラルバランスを調節します
<尿を作ること>
重要な腎臓疾患
慢性腎ぞう病CKD:Chronic Kidney Disease
腎臓機能が低下している状態のことで、「新しい国民病」といわれるほど患者数が多いとされ、全国民の1割が該当しているといわれています。
慢性腎ぞう病とは、自覚症状がないまま腎臓の機能が低下している状態か、たんぱく尿などの障害が3ヵ月以上続く状態を指します。腎炎、糖尿病、高血圧症などさまざまな原因によって起こります。長い期間にわたり腎障害が続くと、腎臓機能が低下して腎不全をまねく危険性が高まります。また腎不全の状態は、腎不全がない人と比較して心臓病や脳卒中も起こす危険が3倍高まります。
透析に至らない治療、すなわちCKDの進行を止める治療は生活習慣病のコント ロールが中心になります。血圧、血糖、脂質の管理が重要です。
さらに大事なことは、腎臓病の早期は自覚症がないため、早期発見は尿検査(尿たんぱくと尿潜血)が手がかりになるということです。尿検査を受けること、自覚症がないからといって検査異常を放置しないことが大切です。
職場検診、健康診断、特定健診など、検診の機会があるときは必ず受けましょう。
腎臓内科
腎機能低下や尿検査異常の精密検査
1
糸球体腎炎の治療
2
慢性腎臓病の長期管理
3
腎不全患者さま(保存期、腎代替療法導入後)の突発的、一時的疾患の検査・治療
4
ご相談に応じて腹膜透析管理、腎移植ドナーのかたのフォローアップ
5
一般内科
各種内科疾患を取り扱います。糖尿病、甲状腺疾患、呼吸器系、心臓循環器系、免疫疾患、認知症など診療いたします。
症状
息切れ、めまい、眠れない、食欲不振など
疾患
2型糖尿病、甲状腺機能異常、気管支炎、肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息、睡眠時無呼吸症候群、慢性心不全、不整脈、関節リウマチ、血管炎、認知症、脳卒中後遺症など
検査
血液検査、尿検査、超音波検査、X線検査、睡眠時無呼吸検査など
【ブドウ糖負荷試験】
糖尿病の診断をする検査です。75gのブドウ糖を飲んで、30分後、1時間後、2時間後の血糖とインスリン濃度を検査します。
【HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)】
採血前3か月間血糖コントロールの指標です。年齢、背景、併存疾患などに応じてコントロールをめざします。
※血圧、血糖、脂質は腎臓病の大きな危険因子であるため、腎臓病の発病進展予防のためにも良好なコントロールを目指します。
まず詳しい問診を取り、何で困っているのか、何がどのような問題となっているのかを知ることが大切です。
肛門外科
症状
排便時にお尻から飛び出るものがある、常に飛び出ている、排便時に肛門が切れて出血する、肛門周囲が痛く熱っぽい、お尻がかゆい など
疾患
痔核(いぼ痔)、裂肛(きれ痔)、痔瘻(あな痔)・肛門周囲膿瘍、膿皮症(化膿性汗腺炎)、毛巣洞、直腸脱、肛門周囲の皮膚疾患(皮膚感染症、腫瘍など)、肛門そう痒症 など
診療の流れ
治療
診察の時点で、入院での手術が望ましいと判断した場合(手術の負担が大きい、術後安静が必要といった場合など)は、長崎市内の総合病院をご紹介しています。
【保存療法】
生活習慣の改善は痔の治療の基本です。簡単に思えますが予防したり悪化させないために、きわめて重要です。
食生活や排便習慣などのライフスタイルの見直しを指導し、実践していただきます。痔の症状を悪化させないようにする
「生活療法(※)」が中心です。
補助的に「薬物療法」も行います。
【薬物療法】
外用薬(軟膏や坐薬)と内服薬(飲み薬)を使用します。
外用薬:痛みや腫れ、出血を抑える効果があります。1日に2~3回使用します。
内服薬:血流を改善する薬、炎症を抑える薬、抗菌薬、便を柔らかくする薬などがあります。
生活療法
排便のポイント
肛門に大きな負担をかけます。完全にだしきろうと強くいきまないことも重要です。
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排便後、洗うときに強くこすらず、洗った後は十分乾燥させましょう。
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下痢や便秘をしないように心がけましょう。
食事のポイント
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食物線維、水分を十分とりましょう。
便の量と便の水分量を増やすことが大切です。 -
朝食をとりましょう。
冷たい飲物だけでもいいですので朝食をとり、胃腸の活動を活発させ、便意を起こさせます。 -
アルコールや刺激物を控えましょう。
肛門を刺激したりうっ血して痔の悪化の原因となります。
その他のポイント
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毎日お風呂に浸かりましょう。また体を冷やさないようにしましょう。
肛門の血行を良くすることが重要です。 -
同じ姿勢をとり続けないようにしましょう。
肛門がうっ血しやすくなります。 -
適度な運動をしましょう。
運動は腸の動きを活発にします。
肛門周囲の病気を診断・治療する科です。
左を下にして横向きにベットに横になって、腰をベットの縁までくるように強く後ろへ引きます(お尻を突き出すようなイメージ)。上半身は少しうつぶせにし、右膝を強く、左膝を軽く曲げた姿勢をとります。(シムス体位)タオルをかけ、必ず看護師がつきそう等、羞恥心を少なくするよう心がけています。
肛門周囲を眼で見て確認した後(視診)、指を肛門の中へ挿入して肛門内の状態や括約筋といわれる筋肉の状態を調べます(指診)。最後に肛門鏡と呼ばれる器具を使って診察をします。
腹部の診察も行います。仰向けになり、両ひざをたてます。ひざを立てることにより腹部の緊張がとれます。
①問診
② 視診・指診
外科
外来治療が可能な疾患に対応しています。ご相談ください。病状によって入院設備のある医療機関にご紹介いたします。
症状
手指を切った、虫に刺された、何かが刺さった、巻き爪、体をぶつけたなど
疾患
各種外傷、異物混入、鼻出血、刺虫症、じんま疹、帯状疱疹、褥瘡(床ず れ)、凍瘡、熱傷、ひょう疽、陥入爪、靴まめ、脂肪腫、粉瘤(アテローマ)、ガングリオンなど
検査
尿組織病理検査、穿刺液検査 など
治療
異物除去、切開縫合、体腔穿刺、導尿、浣腸・摘便 など
整形外科
疾患
変形性関節症、変形性脊椎症、腰部脊柱管狭窄症、各種関節炎・捻挫・骨折、痛風発作、骨粗鬆症など
検査
X線検査、骨密度検査、関節液検査 など
治療
内服薬、外用薬、注射(トリガーポイント注射、関節注射など)物理療法 など
漢方治療
漢方薬には健康保険が適用されます。
「なんとなく身体の調子が悪い」、「病院で薬をもらってるけどよくならない」
など感じることはありませんか。
漢方薬はその素材として「生薬」と呼ばれる植物性、動物性、鉱物性などの天然物を用い、
生薬を適切な配合で、組み合わせることによって作用を増し、
副作用を減らし、効果を高めるものです。
身体に優しく副作用が少ない、長期継続可能、体質改善が期待できる、
自然治癒力が高まるなどの特徴もあり、西洋薬とは違ったアプローチが可能です。
漢方薬はその基源植物、産地、収穫時期などにより成分がばらつきやすいのですが、
日本の製品は他国に比べ品質基準が厳しいため、品質の高い漢方製剤を安心してお使いいただけます。
このような症状の方に漢方薬をお勧めします。
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かぜ
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かぜをひきやすい
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原因がはっきりしない不調
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ストレスによる体の不調が疑われる
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食欲不振
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冷え症
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肩こり
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胃痛胸やけ
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便秘
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下痢
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神経症
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不眠
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認知症
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変形性脊椎症
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変形性関節症
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湿疹
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しゃっくり
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こむら返り
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しもやけ
漢方薬は
当院では総合診療として西洋薬と併用することや、漢方薬に切り替えるなど幅広い視点から最善と思われる治療を行うことを心がけています。
もし、「自分の症状は漢方薬がよいのだろうか」とか「自分の身体に漢方薬は合うのだろうか」と思われたら是非一度ご相談にお見えになってください。
漢方薬の効果の現れ方
漢方薬は効くのに時間がかかると思われがちですが、薬の種類や身体症状などにより即効性を感じられるものもあります。
西洋薬と同様に副作用が出る場合もありますが、医師の診察のもとでは漢方薬の選択が正しくおこなわれることにより避けることができます。
副作用について
往診・訪問診療
急な病状により来院できない方や在宅で療養を目指す方、継続する方などを積極的に支援させていただいております。ご自宅に伺い診療いたします。ご相談ください。
【往診】と【訪問診療】の違い
医療は受ける場所によって
外来医療(外来診療)
病院や診療所の外来に通って受ける
入院医療
入院して受ける
在宅医療
患者さんの自宅などで受ける
の三つに分かれます。
在宅医療のなかで医師が患者さんの自宅などに出向いて行う診療が「往診」や「訪問診療」です。
医師が、診療上必要があると判断したとき、予定外に患者さんの自宅などに赴いて行なう診療が「往診」です。これに対して、在宅医療を行なう患者さんで、疾病や傷病のため通院が困難な方に対し、医師が、あらかじめ診療の計画を立て、患者さんの同意を得て定期的に(たとえば1週間に1回あるいは2週間に1回など)患者さんの自宅などに赴いて行なう診療が「訪問診療」です。
在宅医療は、医療関係者が、患者さんやご家族と相談の上、計画にもとづいて定期的に訪問し、治療や経過観察をする医療行為で、24時間体制で対応しています。
※在宅医療には、医師が訪問して診察や経過観察を行う訪問診療のほか、看護師が訪問してケアを行う訪問看護、理学療法士や作業療法士が行う訪問リハビリテーションなどが含まれます。
予防接種
予防接種はすべて、予約制となっております。一度お電話でお問い合わせください。
インフルエンザ
乳幼児、一般、高齢者(長与町・時津町・長崎市・諫早市対応します。)
肺炎球菌
高齢者
風しん
成人男性(第五期定期接種)
成人(任意接種)
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麻しん(はしか)
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風しん
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MR(麻しん・風しん混合)
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B型肝炎
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帯状疱疹(水ぼうそう)
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おたふくかぜ(ムンプス)
※専門学校等の入学前抗体検査・接種もご相談ください。









